脊柱管狭窄症でお悩みの方へ
数ある腰痛の中でも、脊柱管狭窄症は姿勢の悪さとその原因となっている生活習慣を長年続けることで進行する症状の代表格です。
「体が硬い」「血行が悪い」「加齢によるもの」といった診断がよくされますが、そうした原因のほとんどは長年の生活習慣に起因するものです。
だからこそ、治療も長期間かけて姿勢や生活習慣を変えていくことが重要となります。
かめ接骨院では、治療と併せて症状に合わせて姿勢を正すための歩き方指導や生活習慣のアドバイスを行い、根本改善を目指していきます。
牽引やマッサージは逆効果?
脊柱管狭窄症は背骨の中の神経の通り道である「脊柱管」が狭くなり、神経に圧迫や牽引といった刺激が加わることにより、痛みや痺れを発症します。
また、「間欠性跛行」と呼ばれる
・少し歩くと痛くなる
・腰を丸めて休むと痛みが和らぐ
を繰り返す歩き方が現れることも特徴です。
こうした症状に対して、一般的な接骨院・整骨院ではマッサージや牽引治療を行うことが多いですが、実はこれが逆に症状を悪化させている可能性があります。
そもそも脊柱管狭窄症の方の背骨は、姿勢が悪く丸まって四足歩行の動物に近い形になってしまっています。この時点ですでに不自然な形に引っ張られている=牽引状態にあるということです。
すでに引っ張られている神経を、さらに牽引してしまっては症状は良くなるはずがありません。
「歩く」ことで正しい姿勢を取り戻す
この引っ張られた状態を改善すること、すなわちゆがんだ背骨を理想的なS字カーブへ近づけることが根本改善につながるのですが、そのために必要なのが「歩行」です。
もともと人間は歩くことが主な行動スタイルであり、移動の手段でもありました。
すなわち、歩くことに「最適化」しているのが人間のカラダです。
ところが現在の生活スタイルではデスクワークが中心でパソコンやスマホを見ている時間も多く、移動は電車や車がほとんどで長時間歩くことはほとんどありません。
脊柱管狭窄症の場合、長時間歩くと痛みや痺れの症状が出るので、歩くことを諦めてしまう方も少なくありません。まさに悪循環です。
かめ接骨院では人間本来の行動スタイル=歩くことで正しい姿勢や関節の滑らかな動きを取り戻すことで症状を改善していきます。
もちろん治療院ですので、痛みを抑えるための対処療法や背骨のゆがみを矯正する施術も並行して行います。
段階的治療で姿勢・歩様の改善
まずは痛みや痺れの症状を緩和するための施術を中心に行います。併せて生活の改善の指導を徹底的に行い、症状を悪化させないようサポートします。
- 週2回の通院
- 急性期の処置
- 歩行+生活改善のポイント指導
手技療法(関節包内矯正)で背骨の形(S字カーブ)を整えていき、人間本来の形に近付けて行きます。
また、長年の不良姿勢や運動不足で背骨や骨盤の関節内部に関節液(滑液)が足りない状態、すなわち関節の滑らかな動きができないサビついた状態にあるので、滑液が潤沢に出るよう処置を施します。
背骨や骨盤の関節が潤滑し滑らかに動くようになることで、筋肉の凝り、張り、神経の痛みも徐々に和らいでいきます。
- 週1回の通院
- 関節包内矯正で関節の潤滑
- S字カーブの再形成
- 歩行+生活改善ポイントのチェック
腰痛を再発させないために、カラダを強化する根本改善の時期です。やればやるほど効果の出る、自宅でできるセルフケアのエクササイズをしっかりと覚えていきます。
- 月1~2回の通院
- エクササイズ、姿勢のチェック
- 歩行+生活改善ポイントのチェック
- 再発予防に向けた追加のエクササイズ
なお、治療の進み具合については痛みの大小やレントゲンやMRIの診断ではなく姿勢や歩様を見ます。正しい姿勢で正しく歩くことができれば痛みや痺れが発生することはないと考えることができるからです。
「かめの歩み」で本来のカラダを取り戻す
脊柱管狭窄症は高齢の方に多く、それゆえ根本的な改善・治療を諦めてマッサージや痛み止めの薬などで痛みを抑えるだけの日々を過ごしている方も少なくありません。
しかし超高齢化を迎えている今、こうした対処療法を続けるのはコストもかかりますし、何より人生の楽しみや活力を奪う要因にもなってしまいます。
治療には最低でも6ヶ月、長い方では1年以上かかることもあります。
しかしカラダは確実に変わりますし、カラダが変わることでメンタルにも大きな変化が現れてきます。
かめ整体院が目指す根本治療は痛みや痺れなど症状の緩和に止まらず、当たり前の日常を取り戻すこと、生活の質(QOL:Quality Of Life)を向上させることにあります。
つらい痛みや痺れで生活だけでなくメンタル的にも支障をきたしている方、治療を諦めていた方、毎日のように痛み止めの薬を飲んでいる方にこそ、ぜひ当院の施術をお試しいただきたいと思っています。
脊柱管狭窄症で悩んでいるみなさまのご来院を心よりお待ちしております。