坐骨神経痛といえば腰の痛みだけでなく、下半身に痺れを伴うのが特徴的な症状です。

シップやブロック注射で痛みを食い止めるまではよいのですが、牽引やバキバキ・ボキボキといった施術では症状は再発するばかりか、かえって悪化させてしまうことに繋がりかねません。

かめ整体院の根本改善はソフトな施術で症状を悪化させることなく、生活習慣や姿勢矯正を行うことで、坐骨神経痛を再発させないカラダづくりを目指します！

腰痛と同様に坐骨神経痛も病名ではなく、状態を表す症状名です。
腰痛の中でも下半身の痺れを伴うものに総じてつけられる、と考えて差し支えありません。

坐骨神経痛とは、腰の周辺から足先にかけて広く分布する坐骨神経が、何らかの刺激を受けることで、不快な痛みや痺れを発症します。

神経を刺激する要因は大きく分けて以下2つです。

1. 圧迫（押す力）
2. 牽引（引っ張る力）

1.圧迫は神経が周囲の組織に文字通り「押されて」刺激を受けるもので、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などレントゲンやMRIなどで診断で原因を特定できることが多いのが特徴です。

問題は2.の牽引です。
レントゲンやMRIでは発見できないことも多く、その大半が姿勢の悪さに起因します。

理想的な背骨は横から見てS字カーブを描いているのですが、姿勢が悪くゆがんだ背骨は丸まって四足歩行の動物に近い形になってしまっています。

背骨に沿って走っている神経も半ば強制的にゆがんだ形になり、必然的に「引っ張られている」状態になります。

この引っ張られた状態が痛みを産んでいるのですが、実はこの「引っ張られる」力の方が大きな原因になっていることが多いのです。

この引っ張られた状態を改善すること、すなわちゆがんだ背骨を理想的なS字カーブへ近づけることが根本改善につながるのですが、そのために必要なのが「歩行」です。

もともと人間は歩くことが主な行動スタイルであり、移動の手段でもありました。
すなわち、歩くことに「最適化」しているのが人間のカラダです。

ところが現在の生活スタイルではデスクワークが中心でパソコンやスマホを見ている時間も多く、移動は電車や車がほとんどで長時間歩くことはほとんどありません。

人間本来の行動スタイル＝歩くことで正しい姿勢や関節の滑らかな動きを取り戻すことで症状を改善していきます。

もちろん治療院ですので、痛みを抑えるための対処療法や背骨のゆがみを矯正する施術も並行して行います。

まずは痛みや痺れの症状を緩和するための施術を中心に行います。併せて生活の改善の指導を徹底的に行い、症状を悪化させないようサポートします。

• 週2回の通院
• 急性期の処置
• 歩行＋生活改善のポイント指導

手技療法（関節包内矯正）で背骨の形（S字カーブ）を整えていき、人間本来の形に近付けて行きます。

また、長年の不良姿勢や運動不足で背骨や骨盤の関節内部に関節液（滑液）が足りない状態、すなわち関節の滑らかな動きができないサビついた状態にあるので、滑液が潤沢に出るよう処置を施します。

背骨や骨盤の関節が潤滑し滑らかに動くようになることで、筋肉の凝り、張り、神経の痛みも徐々に和らいでいきます。

• 週1回の通院
• 関節包内矯正で関節の潤滑
• S字カーブの再形成
• 歩行＋生活改善ポイントのチェック

腰痛を再発させないために、カラダを強化する根本改善の時期です。やればやるほど効果の出る、自宅でできるセルフケアのエクササイズをしっかりと覚えていきます。

• 月1～2回の通院
• エクササイズ、姿勢のチェック
• 歩行＋生活改善ポイントのチェック
• 再発予防に向けた追加のエクササイズ

なお、治療の進み具合については痛みの大小やレントゲンやMRIの診断ではなく姿勢や歩様を見ます。正しい姿勢で正しく歩くことができれば痛みや痺れが発生することはないと考えることができるからです。

坐骨神経痛は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、側弯症など診断可能な場合もあれば、レントゲンやMRIなどでは発見できなくても痺れを伴う痛みを発症している場合もあります。

痛みや痺れといったはっきりとした症状がなくとも、下半身に以下のような症状や感覚がある場合、坐骨神経痛の疑いがあります。

• だるい、重い、足がつる
• 動かしづらい、動かない、動作時の違和感
• 冷え（冷たく感じる）、熱感（熱く感じる）
• むくみ

思い当たる症状があれば、痛みや痺れがなくても早めの治療をおすすめします。

痛み止めやブロック注射は痛みを和らげてくれますが、坐骨神経痛そのものを治す薬ではありません。牽引や電気治療、マッサージは気持ちもよく、一時的には症状が改善されますが、姿勢の悪さやそれを引き起こす動作のクセ、生活習慣を直さない限り必ず症状が再発します。

坐骨神経痛の改善に特効薬はありません。

ダイエットと同様、生活習慣や運動でコツコツと「かめの歩み」で進めることが結果的に最短かつ効率的な改善方法なのです。

もちろん、経験豊富なスタッフが完治まで全力でサポートします！
痛くない、やさしくソフトな施術ですので高齢者や女性の方もご安心ください。

つらい痛みや痺れで生活だけでなくメンタル的にも支障をきたしている方、治療を諦めていた方、毎日のように痛み止めの薬を飲んでいる方にこそ、ぜひ当院の施術をお試しいただきたいと思っています。

かめ整体院が目指す根本治療は痛みや痺れなど症状の緩和に止まらず、当たり前の日常を取り戻すこと、生活の質（QOL：Quality Of Life）を向上させることにあります。

椎間板ヘルニアで悩んでいるみなさまのご来院を心よりお待ちしております。